バイク通勤の方や、ツーリングが趣味の方はバイクは生活に欠かせませんよね!そんなライダー達の最大の敵は何といっても雨!!
バイク用のレインウェアをしっかりと準備しておくことで雨天時の快適さ、安全性は大きく変化します!
実際どんなレインウェアを選べばいいの?と思いますよね?
今回はおすすめのレインウェア7選と、合わせて持っておきたいレインウェア以外のアイテム、それらの選び方ポイントを解説します!
知っておくべき知識を網羅していますので、是非レインウェア選びの参考にしてみて下さいね!
INDEX
レインウェア選びで抑えておくべき6つの知識
レインウェア選びの際に知っておくべきポイントは以下6点ですので、覚えておいてくださいね。
- 耐水圧と透湿性
- バタツキ防止機能とベンチレーション
- シームレス性と浸水ポイント
- 着やすさ
- コンパクトさ(携帯性能)
- リフレクション・リフレクター
耐水圧と透湿性
耐水圧とは生地に水圧を与えて、どれくらい耐えられるかを数値にしたもので、JIS規格に基づいた試験で算出されます。
バイク用のレインウェアで隊水圧の必要数値は10,000mm以上を目安にしてください。
ちなみに一般的な傘の耐水圧は250mmと言われています。
透湿性とは単位をg/㎡・24hで表現し、生地1㎡あたり24時間で何gの水分を透過できるかを表すものです。
バイク用レインウェアの場合、体から出る汗や水蒸気等を外に逃がす事ができる性能を指し、大きいほどムレにくくなります。
もちろんこの数値が大きいと水蒸気を逃がすだけで、液体である雨は通しません。
バイク用のレインェアで透湿性の必要数値は4500g/㎡・24h以上を目安にしてください。
バタツキ防止機能とベンチレーション
これは雨天時関係なくバイクウェアの選び方に関係する知識です。バイクに乗っていると前から風が吹き込んできますね。
その時にウェアの中に風をため込んでもっこりさせたり、袖口がバタついたりします。
よく新聞配達のおじさんが背中もっこり運転させている姿を目にするアレです。
あの風いっぱいに受けるスタイルって、走行時の疲労につながったり、転倒の可能性を増加させてしまうので、よくないんですよ!
ですので、バイク走行時のウェアは袖口をベルクロ(マジックテープ)等できゅっとできたり、背中から風が抜けてくれるものを選ぶのが基本です。
この風が抜けてくれる機構をベンチレーションと呼びます。当然バイク用レインウェアは背中側にベンチレーション機能がついているものを選んでください。
登山用やアウトドア用のレインウェアをバイク走行時に使用するのをおすすめしない理由が、風を想定した機能が備わっていない点になります。
着やすさ
雨は突然降ってきますので、屋外で急に降ってきたシチュエーションを想定する必要があります。
良いレインウェアとは間口が広がってさっと着ることができ、着てからぎゅっとしぼむような構造になっています。
靴をはいたまま履けるものも非常に便利です。
シームレス性と浸水ポイント
レインウェアは要するに合羽ですので、水が浸入する可能性を少なくしているものが優秀な商品になります。
バイク走行時は継ぎ目や袖口、ジッパー部分が浸水ポイントになります。
ウェアを見ていると、シームレスヒップという言葉が出てきますが、ヒップ部分がシームレス(継ぎ目がない)だと浸水する可能性が低いというわけです。
他にもジッパー部分が2重になっていて浸水しにくい機能がついたもの等もあります。
私はツナギタイプ(上下一体モノ)よりセパレートタイプをおすすめします。
なぜならツナギタイプはヒップ部分の継ぎ目がないので、浸水ポイントは少ないですが、「着やすさ」が減ってしまう為、突然の雨に対応しにくいからです。
コンパクトさ(携帯性能)
突然雨が降ってきても大丈夫なように、携帯しておくのがレインウェアというもの。
どれぐらいコンパクトになるかはレインウェア選びの大きな基準になります。
「裏地メッシュでムレにくい」等のキャッチコピーの商品は、肌触りがよくなかったり、コンパクトになりにくい商品が多いですので注意しましょう。
リフレクション・リフレクター
雨天時は太陽がない為暗くなりがちです。
バイク走行時の事故は絶対にしたくないので、ウェアもしっかりと存在を周囲にアピールした方が良いです。
このアピール機能がリフレクターと呼ばれるパーツです。
私はリフクレターはマストだと思いますので、ついていない商品は避けるようにしましょう!
バイク用レインウェアの最強素材!ゴアテックスとは?
ゴアテックスはアウトドア系商品等で耳にする事が多いですよね!
レインウェアで最強はゴアテックス素材を使用ていて、ゴアテックスタグがついた物なんです。
そもそもゴアテックスとはアメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名のことです。
この素材を使うだけでなく、WLゴア&アソシエイツ社が定める試験に合格した物だけがゴアテックスタグは付きます。
つまり素材だけでなく構造までも防水機能が備わっているもののみに付くというわけです。
このタグにはゴアテックスという文字の上に「GUARANTEED TO KEEP YOU DRY(あなたのドライを保証します)」という堂々としたメッセージが添えられています。
後でも紹介していますが、例えばGOLDWINの製品は初期耐水圧:45,000mm以上、透湿性:13,500g/m2・24hという圧倒的なスペックを持っていますよ!
バイク用レインウェアのサイズの決め方
レインウェアは以下のような様々なシチュエーションが想定されますので、必ず実際に店頭で着てみてから購入するようにしてくださいね。
- (オールシーズンを乗り越えたいなら)冬用ジャケットの上に着ても大丈夫なのか
- (やりたい人は)リュックを背負いながら着用することができるか
バイク用レインウェアおすすめ商品!
1.ゴアテックスコンパクト
こちらはバイク乗り達に絶大な信頼を寄せられているGOLDWINのゴアテックスレインウェアです。雨対策をしっかりとしたい方、通勤が長時間の方や長距離ツーリングに行かれる方におすすめします。
価格は高いですが、それでもゴアテックス素材でこの価格はかなりのコストパフォーマンスです!バイク走行時に最重要ポイントである耐水性・透湿性がどちらも最強レベルなのがゴアテックス素材です。
2.GWS Gベクター プロフェッショナル コンパクト
メーカー:GOLDWIN(ゴールドウイン)
初期耐水圧:40,000mm以上
透湿度:20,000g/m2/24h
メーカーページ
こちらもGOLDWIN製でゴアテックスではないですが、ゴアテックスよりも安価ながら耐水圧や透湿性の数値がかなり高い優秀な商品です。
基本的な背ベンチレーションやリフレクター、着やすさ、バタツキ防止に携帯性等文句のつけようがないモデルです。間違いない商品と言えるでしょう。
3.Gベクター2
こちらもGOLDWINで、とりあえず最初に購入するのに向いているモデルです。安価ながら耐水圧が非常に高い為、コストパフォーマンスが高いです。
着れなくなるまで着て、この商品をリピートする層がいる程の人気商品です。
4.ドライマスターXコンパクト
RSタイチにはドライマスターシリーズとレインバスターシリーズがあり、ドライマスターシリーズは透湿性が高いモデルです。その中でも耐水圧も高いのがこちらの商品です。
数値は十分に高いですし、値段も比較的安価で、必要な機能が全て備わっていますが、口コミの中では一部、生地が安っぽいという意見もあります。
5.ドライマスター
ドライマスターシリーズの安価なモデルです。これでも十分な数値ですが、一部口コミだと浸水の報告もあります。
次に紹介するレインバスターや一般的なレインスーツに比べると着心地がサラサラな点が高評価です。
6.レインバスター
こちらのモデルは1万円を切る価格で、十分な性能であるという事で口コミ評価は高いです。
ドライマスターシリーズやGOLDWIN製品等に比べると着心地やムレやすさで劣りますが、短時間の通勤での使用でムレる前に到着する場合は気になりません。
利用用途によってはコストパフォーマンスが高いと言える商品でしょう。
7.デュアルテックスコンパクト
こちらのモデルも1万円を切る価格で、エントリーモデルや短時間のライディングにおすすめの商品です。
少し薄いという声も聞きますが、最低限必要な機能を備えており、コストパフォーマンスが高くて口コミ評価もまずまず高いです。
がっつり濡れるネイキッドタイプや長時間雨にさらされる可能性がある場合はおすすめできません。
バイク用レインウェア比較
ここまで紹介した商品の機能比較をまとめました。(クリックで拡大されます)
※価格に関してはメーカー指定から値引きが入る事がほとんどなのでだいたいこれぐらい程度に思ってください。
値ははりますが安心ハイスペックのGOLDWIN,それに追随するRSタイチとラフ&ロードと構図になってます。
一応比較していますが、紹介した商品は前述した必要機能を備えており、全て良いクオリティを持っているレインスーツだと思います。
利用シーンによってはラフ&ロードやレインバスターでも十分に活躍しますので、購入する際はどういった利用をされるかを想定して検討する事をおすすめします。
そして、レインウェアは他のアイテムを組み合わせる事で、スペックの底上げや、長持ちさせることができます。
バイク用レインウェアのパワーアップアイテムとメンテナンス方法について
こちらの動画で詳しく解説されていますので、参考にして下さいね!
ここで使用している商品はこちらです。
雨天時のバイク用レインウェア以外のおすすめアイテム
ここではウェア以外の私のおすすめアイテムを紹介します。
1.防水ライディングブーツ
多少の雨なら問題ない防水性能、透湿もうたっていますが、長時間はムレるという口コミもあります。足を保護するプロテクター付きのライディングシューズです。
この写真にあるように、ダイヤルを回すだけで簡単かつスピーディーにしめつけ感を変化させられる「BOAクロージャーシステム」を搭載しています。
スノーボードのブーツについているものと同じシステムですね。
このBOAクロージャーシステムによる圧倒的脱ぎ着のしやすさが高評価です!
2.バイク用コンパクトブーツカバー
こちらはブーツの上から被せるタイプのものです。価格も防水ブーツを買うより安価で、着脱もしやすい構造になっております。
常に持っておくと急な雨にも対応できて便利ですよ!
3.ネオプレン防水グローブ
こちらはウェットスーツに使用されるネオプレン素材を使用したライディンググローブです。
ウェットスーツのように伸縮性、柔軟性、防水性、高防風性、高保温性を兼ね備えた良アイテムになります。
4.ネオプレンハンドルカバー
こちらはネオプレン素材を使用した防水ハンドルカバーです。操作性がありながら防寒性に優れている点が高評価!
気温が低くて、なおかつ雨をしのぐ必要がある日に、分厚いグローブを装着するとどうしても操作性が落ちてしまいます。
この商品があれば、自前のさほど分厚くないグローブをした状態でハンドルカバーに手を入れると防寒性と操作性の両立ができる優れモノです。
5.防水 シームレステープ
こちらは補修や気になるところに張り付ける防水テープです。
非防水のポケットや、ジッパー部分、浸水が気になる箇所に使用すると効果的ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した知識やアイテムはとても役に立つかと思いますがそれでも、雨天時の走行は十分に注意してください。
雨対策をばっちり行って楽しいバイクライフ、通勤時間を過ごして下さいね!
この記事へのコメントはありません。